ピカピカのー小学一年生は、まるでだめおでして国語の本も読めなくてモジモジしていると｛家に帰って勉強してらっしゃい！」とおこられて家に帰った覚えがあります。
「アメリカ人ば見にいこい」とナミばあちゃんと見に行きました。「ほら、こりがアメリカ人ばい」と指差して教えてくれました。「えすかー」と言ってばあちゃんの後ろに隠れると「何もえすかこつあなかたい。ようとみとかんね。」アメリカ人を見たにはその時が初めてで、５，６人は居たでしょうかジープででも遊びに来たのでしょう。
本当に何もない時代になって母親達も大変な苦労をしたのでしょう。野草が食べられるそうなと言う話を聞いて近所のおばさんたちとつんのて（連れ立って）原っぱに行きました。オオバコがよかげなばい。僕にはそれがどんな草かわかりませんでした。
どんぐりも拾いました。「こりばたぶっとドモリになるげなばい」とかいろいろ話を聞きました。だごじる、ごじる等、何でも食べました。ごじるはちょっとにがてでした
干したサトイモを塩で煮込んだもの、団子汁「すいとん」は大好物でした。今でもお許しが出たら娘達に具沢山の団子汁をふるまいますが「デリーシャス！」とはいってくれません。喜んで食うのは僕だけか。
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