2014.10.13.月曜、曇り、

せっかくだから羽化をさせてあげようと思って、強烈な匂いを発する角を出さないでねと願いつつ頭部をそっとつまみあげると、その軟らかい事空気をつまんでいるようで黄色い角も出さないで有難う。枝先に移して裏庭にあるユズの木に移転させてあげました。とても嬉しそうに上っていきました。

アゲハチョウの幼虫、朝起きて挨拶に行くと、何処を探しても居ないのです。
悲しくなりました。彼女は木の芽を捜して、見つける事はほとんど不可能な旅をしているのだろうか。不憫だが仕方ありません。仕事をしていると目の前を横切るものが僕の視野にはいったのです。その物体は音もなくすーっと静かに移動しているのです。紛れもなくその幼虫だったのです。仕事場の四隅は古い道具で一杯だったのにです。