2012.01.22.日曜、雨、

朝6時目を覚ましてもしかして雪かもと期待してブラインドを少し開けてみると朝靄の上に我が国山が寒そうに顔を出していた。
へそくり山

いよいよ何も食い物がなくなって何とかせんとと皆が困っている頃、誰が発明したのか「たばこ巻き機」と言うのが出回っていました。ナミばーちゃんの発案でへそくり山には藪椿が沢山咲いていて地面いっぱいに椿の花が足の踏み場もないほど落ちています。ばーちゃんはそこで思いついたんです。椿の花は乾燥すると茶色になるとです。その花びらを刻んでタバコ巻き機で巻いて売ると儲かるばいということで、実際商売したかどうか覚えていない。ブローカーに袋一杯で小銭をもらったかどうか定かでない。子供の折り紙をアレンジして新聞紙で作って色を塗って、例えば奴さん、だまし舟等6年生になった兄が、駅前あたりにござを広げて売りに行ったげな。結果はあまりかんばしくなかったようだ。兄が良く頑張った。これからの家族のつましい生活に兄の協力があったからここまで生きてこれたんだと今は亡き兄貴に心から感謝しなければなりません。それに引き換え僕ほど何もしなかったブスクレはいませんね。
。よーく分かっています。