先日、雨模様の中源氏蛍を見たくてS氏宅へおじゃました。暗くなって、夜の田んぼに出かけた。とうい昔の面影を残す幻想的な黒い樹林を抜けて田んぼに出るとそこに蛍の輪舞を発見しなかった。でもそこここに飛び交う蛍を見ることができた。ひときわ明るい光を放つ2匹の蛍が暗い草むらの中から輪を描きながら舞い上がっていった。
 これが源氏蛍だなと一人で確信した。