残梅雨

yakimono7042009-07-26

 1939年生まれ
終戦間近な頃の記憶。何に切れたのか定かでないけれど、長さ2間程の物干し竿をかついで、ふらつく足で隣の家に殴り込みをかけたけれど竿先が門につかえて中に入れなくてひとりでもだえていて家族に笑われた記憶。これは忘れない。何歳だったんだろう。
 おやつ 「こうばし」(むぎこがし)吸い込んでよくむせたものです。一握りほどを紙の上にい

ただいて、柚の葉っぱですくって食べるその香りがなんとも風流で、なつかしく今でも子供達に体験させたいと思う。ついでに梅干しをむきたての筍の皮で包んで味わうあの香り。すばらしい。日本人で良かった。
 ひまわりの種 これも初体験。
 玄関先が小さな広場になっていてそこでいろんな事を覚えた。
 けん玉・大変高級な遊びで歌はすぐ覚えた。
 しょーちゃんが学校からかえりみちー、石にこしかけて夢見たらーかににちんぽばはさまれて
あいたこら、あいたこらはなさんかー。 つづく
ここはお国の何百里離れて遠い満州の」で歌ってください。つづく
銭湯 女湯でした。随分混雑していた様です。浴槽に入ってくる人の鳥肌が触れるとザラザラ痛くて気持ち悪かった。決して気持ちいいものではありません。
銭湯を出たら暗い道を帰るのです。父親の裾につかまって歩いてるつもりが知らないおじさんでびっくりした事もありました。按摩さんの笛の音も不気味に聞こえました。つづく